誰かの風の跡

日々の雑感、好きなものについて

サザンオールスターズとの出会い

自発的に音楽を聴き出したのは中一の夏でした。小学生の頃から音楽好きの母親の影響でザ・ベストテン、全員集合の歌のコーナーなどは見ていましたが、あくまでも「見る」だけでした。

それが、「聴く」に変わったのは7月のある木曜日、あるバンドが西武球場で復活ライブを演る直前の回を見た時でした。

あるバンドとは、サザンオールスターズのことです。サザンは85年に『Kamakura』をリリース後、原坊の産休もあり活動休止していました。桑田さんはその間にKUWATA BAND、ソロ活動を、行う訳ですが。

そして、活動中止から約3年。デビュー10周年の日に「みんなのうた」をリリースします。僕が見たベストテンはこの時期だったのです。スタジオではなく、リハーサル中のため中継だったのですが、後ろに西武球場まであと〜日!みたいな張り紙をしていたのを覚えています。「みんなのうた」には今まで出会った歌にない魅力を感じました。今にして思えば、桑田さんの作る歌詞、メロディ、桑田さんの声が肌に合っていたとしか思えません。それ以降、サザンにハマっていくことになります。そして、出会いから約30年経った今でもサザンはマイフェイバリットなアーティストです。

言わずもがなかもしれませんが、このブログのタイトルは「みんなのうた」発売直後にリリースされた桑田さんの初ソロアルバム『Keisuke Kuwata』のラストナンバーから拝借しています。